世界樹の迷宮の先々を見据えたスキルツリーの取捨選択や準備を怠ったり、リソースをケチると死ねるコマンドバトルは楽しいですよね^^
しかし、胎動せども新作はでない….
そこで、代替物として戦闘や成長の面白さを摂取できるSlay the Spireをお勧めします。
Slay the Spireってどんなゲーム?
デッキ構築型のローグ系ゲームです。
プレイヤーは戦闘やイベントをこなしながらカードを集め、45階層からなる塔の攻略を目指します。
戦闘シーンはこんな感じです。↓カードバトルやん!と思う人も居るかもしれませんが、カードバトルはターン制コマンドバトルとあんまり変わりません^^
Slay the Spireのゲームサイクル
Slay the Spireは各階層での戦闘/イベントを小単位の1サイクル。これを15階層で1エリア、3エリア攻略でゲームクリアです。
小サイクル 戦闘/イベント
小サイクルでは戦闘やイベントを発生させ、その結果としてカードやレリックといった報酬が得られます。また、カードの獲得は多くの場合でランダムに提示される3枚から1枚を選択してデッキに加えます。この「選択によるデッキの成長」は世界樹の迷宮でいう「レベルアップで得たSPをスキルツリーで割り振って成長する」システムとゲーム性が同質です。
また、イベントも自分の選択次第で手痛いダメージを負いながらリターンを得たり、ただただ得できたりと、危険に自ら突っ込むボウケンシャーも満足できるものになっています。
戦闘それ自体も、扱えるキャラは1人だけですが、「自身の選択によって成長させたデッキとその中でのシナジー等で、それぞれが特徴的な行動や強さを持った敵を攻略する」という非常に戦略性があり緊張感のあるものに仕上がっています。
中サイクル 各エリアの攻略
各エリアではマップとそのエリアのボスの種類が示されています。
画像の「マーカー」以下に書いてある通りです。?マスではランダムイベント(たまに戦闘や財宝、商人)、商人マスではレリックやカード/ポーションの購入、財宝マスではレリックの獲得、休憩マスではカードの強化やHPの回復が行えます。
敵は雑魚戦ですが気は抜けません、エリートはFOEですね^^通常の敵より遥かに強い敵と戦うことになりますが、勝つことが出来ればレリックに加えてレアカードの出現率が高いカードドロップが得られます。全滅の危険を冒して多くの報酬を得るの好き……ですよね?
大サイクル 探索中のリソース管理
Slay the Spire では登塔中の回復は休憩ポイントでの1/3回復とエリアボス討伐後の回復に限られています。(レリック/カード/イベント等の不確実な回復もありますが)
よって全編を通して如何にHPを残して先に進むか、というゲームになります。
加えて前述の通り、雑魚戦でもデッキが弱い/ポーションをケチった/ショップでお金をケチって必要なものが買えてない等の要因によってガリガリHPが削られます。この点においても、TPやアイテムをケチると全滅する世界樹の迷宮を似たようなゲーム性を有しています。
これは、世界樹の迷宮ならば探索中のTP残量を気にするのと同じようなものです。
まとめ
以上のように世界樹の迷宮とSlay the Spireは戦闘周辺のゲーム性が非常に似通っています。再度整理すると
- 探索中のリソース管理
- 適切な選択を迫られる厳しめのバランス
- 全編を通したカード(スキル)の取捨選択による成長
- 成長したデッキ(キャラ編成)による強敵討伐の快感
が共通点となります。
加えて言うならばSlay the Spireは1プレイ1時間前後で濃密な取捨選択と成長を味わえるのでタイパに優、成長要素にランダム性が強く含まれているためリプレイ性も非常に優れています。
やればやるほど味が出るスルメゲーなので、ぜひ遊んでみてください^^
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