ボードゲーム 「イビルフロント」紹介 (と感想)

ボードゲーム

「イビルフロント」はSusabiGames様作の2人用ボードゲームです。

HPはこちら

概要

クトゥルフ神話の神話生物をモチーフにした女の子のカードで5つのエリア(戦線)を取り合うゲームです。

プレイヤーは各0~3の点数と能力を持った神話生物を各エリアに3体配置し、その合計点数を競い合います。

相手より多くのエリアで勝利を納め、魔導書をより多く手に入れたプレイヤーの勝利となります。

特徴的な点はクトゥルフ神話をモチーフとした「探索フェイズ」です。

プレイヤーは各ターンで相手のカード1枚を探索し、2枚の神話生物を裏向きで設置します。

この「探索」では、相手の情報を得て、点数配分を合理化する助けとすることができますが、「探索」されたカードはその固有能力を発動する機会を得ます。つまり、トラップですね。

これにより、情報とトラップのリスクで選択を迫られ、また世界観的にも探索者のドキドキ感を味わえます。

内容物

神話生物カード:30枚(7種)

インストカード:2枚

MP貯蔵庫カード:2枚

魔導書カード:5枚

白カード:1枚

説明書:1枚

オリジナルデッキケース:1個

MP石:19個

*スリーブは付属しません(Boothで買おう^^

ゲームの流れ

インストカード1枚に収まるシンプルさです^^

準備

魔導書5枚を横向きに並べ、上にMP石を2個ずつ置きます。

先攻/後攻を決め、先攻は4つ、後攻は5つのMP石を自分の魔力庫に置きます。

各プレイヤーに15枚の神話生物カードの山札を持ちシャッフルした後、5枚引き、その内3枚を初期手札にします。

余った2枚は山札に戻しシャッフルします。

ターンの進行

1,ターンプレイヤーは相手の場の裏向きのカードを1枚選んで表向きにします。(先攻1ターン目は無し)

2,非ターンプレイヤーは、表向きにされたカードの能力を使用するか選択できます。カードの支配力分のMPを貯蔵庫から支払い、使用する時はカードを縦向きにします。

3,手札から2枚のカードをセットします。(1レーンに3枚までセットでき、3枚目を設置した時にそのレーンの魔導書の上からMPを1つ獲得できます。)

4,山札からカードを2枚引き、ターンを渡します。

これを繰り返し、お互いにカードを15枚起き切ったら終了です。

最終的には互いに半分弱が表になってると思います。

最後にお互いのカードを全部表向きにして、列ごとに点数計算してより多くの列で勝ったプレイヤーの勝利です。

感想

カードにそれぞれ特殊能力がありますが、相手に表向きにしてもらわないと発動できないため、心の中で「踏めっ!!踏めっ!!」と熱くなれます。

逆に、自分も相手の致命的なカードを踏まないために敢えて知りたい所を開かなかったり、情報を得るためにリスクを呑んで踏んだりと奥深い読み合いになります。

この特殊能力の誘発が相手次第であるため、どこまで特殊能力前提でカードを配置するか、どのレーンで勝ち、どのレーンで負けるか等の戦略面での駆け引きも重要になってきます。

シンプルで遊びやすいルールと熱い読み合いを両立した面白いゲームだと思います。

デッキケースに入っているのも嬉しいところです。オススメです^^

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