主にお風呂場に湧く茶色い大き目サイズのハエこと「チョウバエ」
いつの間にか湧く上にお風呂で寛いでいると少々うっとおしいチョウバエですが…うっとおしい以外の実害があるのか?と疑問に思ったので調べてみました。
うっとおしいだけなら無理に駆除しなくてもいいですからね…我慢できるならですが^^
まずはチョウバエの基本的な情報でも整理していきましょう。
発生場所
お風呂のイメージが強いチョウバエですが野生では水場に住んでいる種族のようです。
人家には「有機物の汚れ」を求めてやってきているようです。「有機物の汚れ」とは具体的には人間の垢、生ごみ等のことです。
つまり、「水気」と「有機物の汚れ」が揃うと「チョウバエ」が発生します。密封してない生ごみの放置、水垢のこびり付いた風呂、汚れが溜まった排水口なんかがこれらの条件に該当しますね^^
今はほとんどありませんが「ぼっとんトイレ」なんかも絶好の住処でしょうね…
対策
上述のように「湿気」x「有機物の汚れ」がチョウバエにとって住み心地がいい場所です。よって、これらを改善すれば発生しなくなるでしょう。
湿気対策には換気をしましょう。窓を開けて空気の流れをよくしてください。局所的な湿気対策には除湿器も有効です。お風呂は特に湿気るので浴室乾燥機や除湿機を使った方が良いと思います。
実際、浴室乾燥機のある家に越してからはほとんど見かけない気がします。
「有機物の汚れ」は掃除してください…としか言いようがありません。
私はトイレ用のスクラビングバブルをお風呂もトイレもキッチンも使いまわしてます^^
汚れに振りかけて暫くしてから水で流すだけで汚れが落ちるのでとても楽です。強力すぎて下水に流していいのか不安になるくらいです(´・ω・`)
めんどくさがらずにキッチン用/風呂用/トイレ用使い分けた方がいいとは思います。
チョウバエの害
やっと本題ですが、個人的な見解は「大した害はないので数が増えすぎない限りは放置でよい」です。
チョウバエの害は「不快」「細菌やウィルスの運搬」「蝿蛆症(ようそしょう)」があります。
前者2つは説明するまでもないですね^^
「蝿蛆症(ようそしょう)」は体内に蛆虫(ハエの幼虫)が寄生することによって様々な症状をもたらす病気のことです。控えめに言って気持ち悪いですね(´・ω・`)
しかし、チョウバエは人間の体内にわざわざ卵を産み付ける習性はありませんし、幼虫のほうも積極的な寄生は行いません。
「幼虫のいるお風呂に入り、たまたま幼虫が傷口から侵入した/目や耳、鼻、尻などの穴から侵入した」や「チョウバエが卵を産みつけたモノを食べた」等が感染源ですが、現代日本ではまず起こりえない(と私は思います。)
まぁ、生ごみは食べないようにしましょうね^^
結論
・人間への実害はほとんどない
・掃除や除湿機の使用で発生を抑制できる
・余りに数が増えるとキモチワルイので対策を講じましょう
参考文献
KINCHO:害虫大百科:https://www.kincho.co.jp/gaichu/seitai/chobae.html
さいたま市:サイエンスなび:https://www.city.saitama.jp/sciencenavi/kenkou/003/p060455.html
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A8
ダスキン:https://www.duskin.jp/terminix/column/detail/00013/
フマキラー:https://fumakilla.jp/foryourlife/205/
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